お施主様はご夫婦、子ども1人の3人家族。
木の温もりが感じられ、家族が集えるスペースが欲しいとの旦那様からのご要望。充実したキッチン、ランドリースぺペースなどの充実した家事導線、子どもが自由に遊べるスペースが欲しいという奥様からのご要望をいただき、施工中もあれこれ相談しながら完成した家族のこだわりが詰まった家が完成しました。
床には無垢材を使用

床にはWoodoneの無垢フローリング“ピノアース”を使用。素足でも温かみがあり、木材の凹凸を生かした浮造りなため、シートフロアとは違った立体的な風合いも楽しむことができます。棚板や窓枠、巾木もWoodoneの商品に統一し、木の温もりある床材が家のベースとなっています。
家事導線を追求した奥様こだわりの水まわり

キッチンはタカラの“トーレシア”。奥様一目ぼれのキッチンとのことです。ホーロー製なので傷に強くお手入れも簡単。カップボードにはコンセントも多めに配置したので、家電を置いても配線がすっきりします。自然光が取り込めるように上部に窓も設置しました。
サンルームにはリンナイのガス乾燥機“乾太くん”と南海プライウッドのランドリーカウンター“ラクエル”を設置。物干し、乾燥、アイロンがけをできるスペースが欲しいとのこと。
お風呂はそこまでこだわりはないとのことでしたので、お風呂で削った予算をキッチンやサンルームにまわしました。
解放感がありながら家族が繋がれる空間

2階は階段を中心にそれぞれの部屋がオープンに繋がっています。そして家族や友達が集える共用スペース。当初は窓下にカウンターを付ける予定でしたが、子どもの友達が来た時に一緒に勉強できるスペースがあればいいね!ということでカフェ風の対面スペースに変更しました。部分的に壁紙も変え、仕切らずとも別れた空間を作ることが出来ました。
個々のスペースを確保しながらも、家族同士の存在を感じられるちょうどよい距離感の空間です。
こだわりのある個室

それぞれのお部屋もクロスをゆっくり選んでいただきました。奥様のお部屋は薄いグレーで落ち着いたお部屋。お子様のお部屋は青くミッキーマウス柄。どちらも木質の床材とベースの白い壁紙とのバランスも相まってかわいらしい空間に仕上がりました。

一方旦那様のお部屋はOSB仕上げの古着屋?風なお部屋です。このようなデザインがお好み、自分で生活しながら棚を付けたいとのことでした。全面OSBであれば好きな場所に棚を付けられるので、そういった方にはお勧めの仕上げです。そしてこちらも旦那様のご要望。楽器を吹かれるとのことで防音室を作りました。
それぞれのご要望を伺いながらこだわりのお部屋ができました。
施工後記
完成までは時間がかかりましたが、お施主様もよく現場に顔を出してくださり、都度ご要望を伺いながらご満足いただけるお家を完成させることが出来ました。私たちも都度お施主様のお話を伺いながらともに家づくりを進められることは楽しくもあります。図面からだんだん形ができてくると、ああしたいこうしたい、という部分は必ずでてきます。そういったご要望をできる限り形にして、これからもご満足いただける家づくりをしていきたいと思いました。家づくりは完成を迎えましたが、これからも長く住み続けられるようお手伝いさせていただきたいと思います。



























